買った背景
ME-25を買ったのは高校生のときだった。ギターをそれなりに弾けるようになり、アンプについているオーバードライブ以外のエフェクターに興味を持ち出した頃だ。GoGoGuitarの広告に入っていたのをきっかけに知ったが、大量のエフェクトが入っていてかつ高校生の小遣いで買えるというのが決め手だった。
特徴
- 使い方がはちゃめちゃに広い。
- 空間系、残響系はやはり安心と信頼のBOSSクオリティ。
- ノイズサプレッサーが地味に強い。安いノイジーな機材でも、ノイズを取ってちゃんとした音にしてくれる。
使っている感想
買った当時から使い続けていて、「自分の音作りは常にME-25と共に歩んできた」と言っても過言ではない。
高校生のとき(2010~2012)
軽音のライブで単体で使っていた。
アンプシミュレータがよくわからなかったし、「アンプに繋いで使っているので要らないだろう」と思い、アンプシミュレータは使わず「Distortionだけ」というような使い方が多かったと思う。
大学前半(2012~2014)
「アンプシミュレータを使った方がいい音が出る」という話を聞いたので、試行錯誤していた。
しかしさっぱりわからなかった。歪みだけでも10種類あるのにアンプシミュレータもあわせると、組合せだけで100パターンくらいある。さらにそれぞれにパラメータが3つあるし、「ゲインを上げるとしても、アンプのゲインかODのゲインか」みたいな悩みもある。そのため、ME-25の使い方の習得だけで6年くらい悩み続けていた。とはいえ、コンパクトエフェクターを買うのもお金がなかった。
よく使うパターンとしては、大体「BluesDriver + classic Marshall + Chorus+残響」で使っていた。
大学後半(2014年)~2019年
コンパクトの歪みを別途買うようになったので、歪みはコンパクトで作って、ゲインが10くらいのclassic Marshall + Chorus + 残響をME-25で使っていた。
今(2020年)
歪みは基本的にアンプシミュレータ(classic Marshallか番号で言うところのそれ以上)のゲインを上げて作って、足りない分だけコンパクトで作るのが良い気がしている。
オーディオIFとして
ME-25にはUSBオーディオIFの機能がある。最初の曲から今まですべての曲でこれを使っている。ドライバを入れればASIOにも対応できる。
本チャンのオーディオIFは買ったことがないが、少なくともオンボードの音やzoom H1のオーディオIF機能と比べるとよい音がする。ASIOにも対応しているはずだが、僕のPCとは相性が悪いのか、録音しようとするとInputに現れないというエラーが頻発していた。そのためWASAPIで使うことが多かった。
最近PCを買い替えDAWもcakewalk SONARにしたので、割と調子よく動いている。
後継機
ME-25は生産が終了しているが、GT-1という後継機が出ている。
https://www.boss.info/jp/products/gt-1/
実機がイシバシのワゴンセールで出ているのを見た。ME-25より悪く言えばちゃっちい、よく言えば軽くてポータブルなデザインだが、できることは大体同じなようだ。