夏の終りと秋の空

これを書いたのは大学2年の秋ぐらいです。記念すべき第1作。

イメージは、長崎の五島列島。自分の祖父の家が五島にあり、小学生のときは毎年帰省していた思い出の場所です。小学校5,6年のとき、祖父が病気をして島を離れたので、それっきりしばらく訪れることはありませんでした。

大学に入って自由になった僕は、いろんなことを始めました。ちょうど夏の終りに作っていて、ふと五島の夏休みの思い出を思い出したので、それで曲を書きました。(というのは今だから言えることで当時は何も考えてなかった気もしますが。)

初めてだったので「とりあえず出せればいいや」とぶっつけで作りました。エレキギターは改造したphotogenicストラトで、同じく安物アンプの前にハンディレコーダを置いて録りました。トレモロベリンガーの安いやつです。

アコギも死ぬほど適当です。タイミングをずらしていないので指引きしてるみたいになっています。ミックスだけは数年経ってからにやりなおしましたがいろいろ荒削りなままです。とはいえ「まあそれも味かな」と言い訳しながら、再録は先延ばしにしています。