2022年1月トンガ火山噴火被害に対して寄付を行います

今回の寄付について

最初に、2022年1月15日に発生した海底火山噴火とそれに伴う津波によって被害を受けた、トンガ王国の皆様のご無事をお祈り申し上げます。また環太平洋地域沿岸に押し寄せた津波によって被害を受けられた方に衷心よりお見舞い申し上げます。

今回の心痛む出来事に対して、私はまなすは自分にできることとして、微力ではありますが寄付活動を行うことにしました。1月中にはまなすの音源をダウンロードいただくと、対価はすべて寄付されます。

はまなすが行うこと

  • 私費より5,000円寄付します。この額は昨年2021年の音楽活動での売上に相当します。
  • 本年1月のBOOTH、bandcampでの売上およびニコニコ動画のクリエイター奨励スコアは、全額を寄付します。
  • 1月末から2月末までに、集まった額を集計して各団体に寄付します。集計の内容は本ブログで公開します。

www.nicovideo.jp

kadenzp.booth.pm

kadenzp.bandcamp.com

2月以降については、情勢を見て検討します。

寄付先(2022/01/28 追記)

日本赤十字社が救援金募集を開始したので、全額を日本赤十字社に寄付することにします

www.jrc.or.jp

当初の考え

現地の情勢についてはほとんど全容がつかめておらず、寄付の受け入れ先は今後情勢が明らかになるにつれて増えるものと考えられます。そのため、1月末時点においてはまなすが一定の基準に基づいて判断し、分配するものとします。

なお、現時点(1/19)において特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが寄付を受け付けています。

donation.yahoo.co.jp

追記:日本財団も寄付の受付を開始しました。 kifu.www.nippon-foundation.or.jp

また、日本赤十字社なども寄付を募集すると考えられます。寄付先の選定にあたっては「国税庁が公益の増進に寄与するとして寄付金控除の対象とするもの」を一つの基準として選定します。

自分の思い

1月19日現在、現地では広範囲に及ぶ津波被害や降灰によって、筆舌に尽くしがたい不安と混乱の中におられることと察します。海底ケーブルが切断され通信手段もわずかとなっています。降灰によって水も汚染され、飲み水にさえ事欠いているという情報もあります。

それに対して、我々は水や食料どころか、励ましの言葉を届けることすらできません。21世紀において、1つの近代国家が国際社会との一切のつながりを遮断され孤立するなんてことがあったでしょうか。小さいようで大きな地球のたったひとつのくしゃみのような出来事によって、我々の文明は簡単に破綻してしまうのです。津波警報が鳴り響いた夜、私は驚愕し呆然としました。

かつて我々は2011年に東日本大震災を経験しました。その時多くのアーティストがチャリティ活動を行いましたが、中には「売名行為だ」「偽善だ」といった批判もありました。それでも、多くの人が街頭に立って募金を募ったり、自らの活動で得た収益を寄付したり、温かい手を差し伸べました。そしてその中にトンガ王国の人々もいました。

www.mofa.go.jp

自分も当時は高校生でしたが、駅前に立って募金活動を呼びかけました。そして数多くの人々がお金を入れてくれたことを覚えています。

そして今、私に何ができるでしょうか。そう考えたとき、やはり音楽ではないかと感じました。もちろん売名や偽善につながるのではないかという心配や自己批判もあります。それでも、自分の活動によって少しでも救われる人がいるのであれば、という気持ちで今回の活動を行うことに決めました。

少しでも構いません。ブーストしてくださってもかまいません。なんなら各団体へ直接寄付していただいても構いません。たくさんの方が支援を下さり、現地の方が少しでも早くこの不安と混乱から救われることを心から祈っています。