BOSS SY-1 (1)Lead、Pad

この記事はア丼ベントカレンダー Advent Calendar 2019 7日目の記事です。 adventar.org

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今回から具体的にSY-1の音色をいじっていこうと思います。

SY-1の音色

  • シンセの基本であるLEAD、PAD
  • 少し複雑なBASS、STRING、BELL、ORGAN
  • シーケンス音がついてくるSEQ

とあります。

SY-1のつまみ。左から上下の順で、シンセ音量、原音音量、パラメータ1、パラメータ2、音の種類、カテゴリ

ゴリゴリのシンセ音しか出せないかと思いきや実はそうではありません。一番左のつまみでギターの原音(センドリターンを使っている場合はリターンから返ってくる音)と任意の音量でブレンドできるので、ギターの音にシンセの音を付加してギターの音作りを広げるような使い方もできます。

Lead

2カテゴリー分あります。1つ目がシンプルなリード(Saw waveとかSquare waveとか)、2つ目が和音などを含むちょっと凝ったものです。

シンセに詳しくない人のために説明しておくと、Leadとはリード楽器のようにアタックが強い、ソロなどに向いた音です。

バリバリのシンセサウンドなので、ソロでもバッキングでも使えます。コードもちゃんと鳴ってくれるので、かなりアグレッシブに使えると思います。

Pad

Padはアタックが弱い、バッキングに向いた音です。

SY-1のPadは総じてアタックが弱すぎるので単体で使うのはきついです。なので生音とブレンドして倍音を足すように使うといい感じになりそうです。

特にセンドリターンで歪みをかませ、3や4あたりの音をちょっと足してやると美しい音が得られます。これにアナログディレイをかけたりしてやるとサイケデリックな面白い音が出ます。

デモ

こんな感じ。(超突貫工事で録ったのでミスだらけだけど許してください)

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